愛知県神社庁

神社ってなんだろう(神道・神社Q&A)

家を建てるための神事編

地鎮祭ってなんですか。

地鎮祭は、一般的に「ぢちんさい」や「ぢまつり」といっていますが正しくは、「とこしずめのまつり」と訓みます。
地鎮祭の起源は古く持統天皇の御代(西暦690年)にはすでにこの祭の記録があり、古代より土木・建築等に伴う重要な祭りとして行われてきました。
地鎮祭は建築を行う際に工事着工し、その土地の神さまに無事完成を祈願する大切な祭りです。

家を建てるために必要な神事はありますか。

工事の進展に伴う儀式として、上棟祭や竣工祭を行いますが、竣工祭は無事完成を祝い、清め祓いを行うと共に末永く無事繁栄を祈ることです。
〈上棟祭〉建築工事が進み棟木を上げるときに家屋や工事をつかさどる神様をまつり安全を祈願するまつり。終わって、棟木に棟札を取り付ける。
〈竣工祭〉建物が完成し、入居する前に行うまつり。新築した家屋を祓い清め永く久しく安全堅固に、その家に住む人々の繁栄を祈願するまつり。

既存の家屋に入居の際にはどのような神事がありますか。

新居に移転の清祓(家祓)をおすすめします。引っ越しや、マンションなどに入居する場合、前もって家の中をお祓いするおまつりとなります。

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